この記事は 六間坂上 Advent Calendar 2024 12日目の記事です。
オールジャンルであることをいいことに好き勝手書きます。
- Windows10のサポート期限は2025/10/14までだそうです。MicroSoftの嘘つき。
- セキュアブートをサポートしている必要があります。有効にしなきゃ。
- 「BIOSモード」にピンときたら110番(大嘘)
- ようやくClonezillaにてクローン着手
- パーティション拡張でまたハマる
- GPartedはセキュアブートが無効でないと起動しません。
- MBR2GPTを用意してくれてありがとうMicroSoft。飴と鞭の使い分けがDV彼氏みたいだな。
Windows10のサポート期限は2025/10/14までだそうです。MicroSoftの嘘つき。
何故かWindows10のサポートも切れるし(Win10が最後のWindowsって聞いてたのにな)、時期的にそろそろアップデートしておきたいな~と思い、Windows11へのアップデートをしようと考えていました。
しかし、Cドライブの空き容量が一桁GBになっている。日頃からダウンロードフォルダにファイルを溜め込む悪癖もあり、Cドライブの容量はいつもギリギリで生きています。
四年前から使っているCドライブ用SSDは容量が512GBで心もとない。時は12月頭、ブラックフライデーセールも行われ時期も良い。
思い立ったが吉日(思い立って購入した12/1は本当に大安でした。)、ついでにSSDの換装もしてしまおう。増設用に4TBのSSDを買いました。
執筆時点でAmazonに在庫なしのためリンク未掲載ですが、Western DigitalのSN850X(4TB)です。
計画はこうです。
バックアップも兼ねてCドライブの内容をまるまる新しいSSDにクローン
↓
クローンしたSSDのWindowsをアップデートし、Windows11へ!
しかし、現実はもっともっと複雑な手順を踏むことになるのでした……
セキュアブートをサポートしている必要があります。有効にしなきゃ。
ひとまずWindows10からwindows11へのアップデートを行えるのか確認する為に、クローン前にPC正常性チェックツールを入れました。今回の作業前に他PCをWindows11に上げる作業を数回行っていたため、この辺りの流れはお手のものです。
早速チェックすると「PCはセキュアブートをサポートしている必要があります。」の警告が。
マザボはASUSのB550-PLUSだったので、公式ドキュメントを確認してセキュアブートを有効にします。
しかし、手順を踏んでもPC正常性チェックツールは「PCはセキュアブートをサポートしている必要があります。」の警告文のまま。ここでハマると思っていませんでした。
「BIOSモード」にピンときたら110番(大嘘)
結論、BIOSモードが「レガシ」だとセキュアブートを有効にできないそうです。マジか……
今回アップデートしようとしていたPCはまるでテセウスの船のようにツギハギしている自作PCのため(多分もう電源とメインSSDくらいしか残ってるパーツないけど)、BIOSモードが「レガシ」のままでした。
BIOSモードを「UEFI」に変更しなければセキュアブートをオンにできない。しかしBIOSモードを変更する作業は多少リスクがあるようです。
(Windowsが標準で用意してくれているMBR2GPTがあるとはいえ)
そのため、作業工程がこのように変わりました。
PCをクローン
↓
BIOSモード変更←new!
↓
ようやくClonezillaにてクローン着手
SSDのクローンについてはこちらの記事が詳しく、とても参考にさせていただきました。クローンはとても順調で、以下の記事をなぞることになってしまうので書くことがないです。
とても参考になる記事で、クローンするだけでは駄目でパーティション拡張をしないと4TBが有効に使えない事を知ることが出来ました。ありがとうございます。
現在の作業工程(やっと最終版です)
PCをクローン
↓
パーティション拡張←new!
↓
BIOSモード変更
↓
パーティション拡張でまたハマる
しかし、パーティション拡張のソフトを同様に起動した際に何度起動しようとしても起動前にフリーズしてしまいます。これは困った。
色々調べてみた結果、驚きの事実が判明。
GPartedはセキュアブートが無効でないと起動しません。
こちとらセキュアブートを有効にするために様々設定をして試行錯誤していたので、大きな落とし穴でした。
Gpartedを起動するには、Secure bootをOFFにして、CSMをONにする必要があります。
一度BIOSからセキュアブートをオフ、CSMをオンにし、再度起動。
GPartedが動き、無事4TBのSSDを用意出来ました。あとはBIOSモードの変更だけです。
MBR2GPTを用意してくれてありがとうMicroSoft。飴と鞭の使い分けがDV彼氏みたいだな。
MBR2GPTでのBIOSモード変更は以下の記事が参考になりました。
この記事ほど苦戦しませんでしたが、参考になった記事を貼らせていただきます。
特に詰まらず、一発で変更に成功しました。バックアップがあると心の余裕があってとても良いです。
完了です、お疲れさまでした。